はじめに
フジミの1/12 BIKEシリーズ No.7 エヴァンゲリオンRT初号機 TRICK☆STAR KAWASAKI ZX-10R 2010を作りました。
バイクのプラモを作るのは久しぶりなので、ちゃんと作れるのか。また本体のマーキングはほとんどがデカールなので上手く貼れるか。
この二点がはじめる際に心配なところでした。
組み立て
エンジンの配管は複数のパーツを組み合わせて作りますが、曲線で構成されているパーツが多く、うまくはめるのが難しかったですね。
本当ならば仮組みして確かめるのが良いのでしょうけれど、接着面が小さいものが多く、仮組み自体の難易度が高かったのやりませんでした。
できるところはやっておいた方が最終的には楽だと思います。
設計図をよく読んで、全部の手順をよく確かめてから作業をしないとハマりそうな箇所がいくつかありました。
具体的にはこのモデルだと各種の配線です。設計図の手順では最後にありますが、カウルやタンクをつけた後だと作業しにくくなると思いますので、先にやっておいた方が良いかと思います。
またデカールについても全部が組み上がってからだと貼りにくいのがありましたので、パーツを組み上げてしまう前の個別の状態で貼ったりしました。
奇しくも今月号(2020年8月号)のモデルグラフィックスでバイク模型も特集をしていましたが、その中に
設計図の手順はパーツの位置を示しているだけ
塗装
ファレホメインで行なっています。紫 | ゲームエアー72776 エイリアンパープル クレオス新水性ホビーカラーH30クリアでコート |
半光沢黒 | メタルカラー77660 グロスブラックプライマー |
つや消し黒 | モデルエアー71057 ブラック |
光沢黒 | モデルエアー71057 ブラック + 70470 グロスメディウム |
銀 | ゲームエアー72752 シルバー |
金 | モデルエアー71066 ゴールド |
メッキシルバー部分 | メタルカラー77724 シルバー |
焼鉄色 | メタルカラー77721焼鉄色 |
メタルカラーを塗る場合、グロスブラックプライマーを下地として塗っています。
メタルカラーは初めて使ってみましたが良いですね。メッキみたいとまではいかないものの、金属らしい質感に簡単になってくれました。エアブラシで吹きやすいのも良いですね。
デカール
最大の難関でした。黒と緑のストライプはデカールで再現しています。割と大きめのデカールを曲面に貼り付けるので、密着させるのが難しいです。マークソフターの助けがないとできなかったと思います。特に難しいと感じたのが後部座席とカウルです。後部座席はデカール一枚で座席を覆うように貼る必要があり、折り曲げる時にデカールがちょっと破けてしまいました。デカールをパーツ請求できたので、上から貼り直しています。
カウルは上下で別パーツですが、その上に一枚のデカールを貼る必要がありました。組み上げてから貼るのは難しそうだったので、上下のカウルパーツのみを組み合わせた状態でデカールを貼り、乾いたらパーツの分け目でカットしてパーツを分離し、改めて本体に組み合わせました。右側の一部デカールは逆にカウルを本体にはめた状態でないと貼りにくかったので、それはカウルを取り付けた後で貼っています。
繰り返しになりますが、マークソフターがなければデカール貼り付けはできなかったと思います。
終わりに
作ってみてわかったのはパイクモデラーの人達の凄さです。綺麗に仕上げられる人の技術は本当に神業としか思えません!
この商品は生産中止の様ですが、パーツをなくしたために部品請求しても届けてくれました。またAmazonレビューだと「デカールの請求はできない」とありましたが、デカールも部品請求リストに載っていて、失敗したためにこちらも請求してみましたが、すぐに届きました。これはありがたかったですね。
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