BANDAI:HGイナクトカスタム

2019年9月12日木曜日

ガンプラ できたよー

t f B! P L

はじめに

最近はもっぱらファレホを使っていますが、入手できるのがほぼボークスのみというところがネック。

新世代の水性塗料と宣伝されていて、ホビー店での扱いが多いアクリジョンには興味はあり、発売直後に試したもののエアブラシ向けの希釈がシビアで一旦は諦めてました。
でもエアブラシ用のうすめ液が出たということを聞いていて、今回はそれを使っての再チャレンジになります。

対象とするのはガンダムOOのHG 1/144 サーシェス専用AEUイナクトカスタム(モラリア型)

福袋で手に入れたもので、OOを未視聴ということもあり積んでいりましたが、今回アクリジョンの試し塗り対象として白羽の矢が立ちました。

それに最近のガンプラを作っていないので、どんなものか体験したいのもありました。

といってもこのキット、2008年発売のようなので10年以上前のものですね。そのくらいブランクあるということ前提でお願いします。

パーツ加工

キットはヒザの内側、つま先の突起の内側、デフェンスロッドの内側に肉抜きとおぼしき穴があったので、プラ板やパテで埋めてみました。それ以外は普通に組んでます。

最初は部分塗装で済まそうかと思っていたので胴体の白だけはシールを貼っていて、胴体パーツは無塗装です。

塗装

作成時はアクリジョンベースカラーがなかったので、下地はファレホのプライマーで塗っています。

さてエアブラシでアクリジョンなのですが、当時は希釈を塗料1:うすめ液1でとありました。それに従ってやってみたのですが、ちょっと薄すぎでした。比率を変えつつ試していき、塗料3:うすめ液1ぐらいがいい感じに思えたので、以後はこれを基準で希釈していました。

今クレオスの説明を見るとアクリジョン2に対しうすめ液1〜2とあったので、3:1は濃いめのようですね。「塗料の粘度は色によって違うので、それぞれで調整してください」とありました。やはりこの辺の調整がシビアに感じてしまいます。


希釈が終わってさあエアブラシ!と思って本体ブルー部を塗り始めました。カラーガイドではインディーブルーとブルーを混色するよう指示がありしたが、今回はインディーブルー単色で塗りました。
しかしこれが隠蔽力が低くてなかなかベースのグレーを隠せません。3,4回重ねてようやっと発色してきたのですが、今度は重ねの回数によって色味の差が激しくなってしまいます。
技術の拙さによるものでもありますが、どうにも扱いにくいと思ってしまいました。

なお別のミッドナイトブルーやネービーブルーといった色ではそこまで隠蔽力が低いとは思いませんでしたので、色による差があるみたいですね。

なお使っているコンプレッサーはクレオスのL5です。どちらの塗料もちゃんと塗れていると思いますが、少し力不足と思うことも。

聞くところによればファレホにしてもアクリジョンにしてもエアブラシ時のエア圧を0.15Mpaぐらいにした方が吹きやすいそうなので、もう少し圧があるコンプレッサーだとまた使い勝手が変わるかもしれません。

組み立て

色も塗れたので、さあ組み立て、とパーツをはめようとしますが……

ガンプラ、パーツ毎の精度が高すぎるのか、サフ+重ね吹きだと干渉してしまうんですね。エアブラシの塗り方次第で、もっと薄く塗るか、あらかじめ塗装の分を削っておけば良いのでしょうけど。

なんとか組み上がりましたが、関節がきつすぎて動かすと壊れそうなのです。可動を進化させてきたガンプラとしては不本意でしょうが、ポーズは固定となりました。

正面から

イナクトカスタム斜め前
斜め前から

イナクトカスタム後ろから
後ろから

まとめ

今回アクリジョンを使ってエアブラシ塗装を試してみましたが、自分とは合わない、というのが結論です。

イナクトを塗っている間に慣れたとは思うのですが、ファレホから乗り換えるほどのメリットはないかなぁと。

ただファレホでもモデルエアーが出るまでは扱いが難しく感じていたので、アクリジョンでもエアブラシ用に調整したシリーズを出してくれればなぁと思っています。

アクリジョンベースカラーは隠蔽力がかなり高いようなので、こちらも気になっています。

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